連続ドラマ『侠飯~おとこめし~』が7月からテレビ東京ほかで放送される。
同作は、映画化もされた『東京難民』などの著書を持つ福澤徹三の同名小説が原作。ヤクザの組長・柳刃竜一が抗争に巻き込まれた就職活動中の大学生・良太の家に転がり込み、冷蔵庫にある残り物を使って絶品の料理を振舞う、というあらすじだ。
良太の家にかくまわれ、共同生活を送ることになる主人公の柳刃役を演じるのは、自身も料理好きだという生瀬勝久。監督を映画『捨てがたき人々』『誘拐ラプソディー』などの榊英雄が務める。また『ビー・バップ・ハイスクール』シリーズ、『あぶない刑事』シリーズなどのセントラル・アーツがテレビ東京と共に制作に参加する。
生瀬は同作のオファーを受けた感想について「ドラマの話を頂いた時は、“任侠×グルメ”というテーマがどういうお話なのか、不思議に思いました。しかし、原作や台本を読んでみると面白いし、主人公の柳刃竜一はやりがいのありそうな役だと感じました」とコメント。
また21年ぶりにテレビ東京のドラマに出演することについて「テレビ東京のドラマは、しがらみのない、つくりたいものをつくっている印象があり、久しぶりに参加できて、非常に嬉しいです。面白いと思うポイントは人それぞれなので、『一度見てみて』というスタンスでいますが、台本がとても良いものができているので、わくわくするドラマになると思いますよ。気に入ったらずっと見てください」と語っている。
■榊英雄監督のコメント
大好きな原作が「ドラマ 24」という素晴らしい枠でドラマ化できることを、嬉しく思っています。なおかつ、名優生瀬勝久さんに主演して頂き、あこがれの制作会社のセントラル・アーツでドラマを作れることは高揚感で一杯で、今から武者震いしています。生瀬さんとは真剣勝負で挑み、新たな役者としての一面を監督として引き出すことができれば嬉しいです。
ドラマの見所はアクションあり、笑いあり、泣きあり、色々な意味で百花繚乱なドラマになると思います。「ドラマ 24」の中でも異色の楽しく、激しく、美味しい、面白いドラマになるよう頑張りますのでご期待下さい。よろしくお願いします。