2016年F1モナコGP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは4位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=4位
難しいレースだったね。本当ならもっと上位に入れたはずだ。ピットでタイヤを履き替えて、フェリペ(・マッサ)の後方でコースに戻ったところまでの戦略的判断は正しかったけど、あそこですぐに彼を抜くべきだった。あの時点でポディウムに上がるチャンスを失ったと思う。
彼の背後を走っている時、僕はインターミディエイトを履いていて、まだものすごく滑りやすかったし、ちょっとしたミスが取り返しのつかない結果になる可能性があった。だが、それでも何とかしてフェリペを抜くしかなかったんだ。
昨日(予選)は良い仕事ができず、本来の力にふさわしい順位を得ることができなかったけど、この週末を通じて僕らはとても速かったと思う。ピットストップは文句なしで、チームは最高の仕事をした。だから、それ以外の部分の責任は僕にあるし、ポディウムに上がれなかったことをみんなに謝りたい。
(セルジオ・)ペレスとの差を詰めようとしてあらゆることを試し、何度か近いところまで迫ったけれども、最後にウォールに「キス」しないですんだのはラッキーだった。ともあれ、最終的にはそれなりにポイントも稼げたし、まだ6戦を終えたばかりで先は長い。