2016年F1モナコGP決勝で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは5位、ジェンソン・バトンは9位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
レーシングディレクター エリック・ブーリエ
4週間前のソチと同様、マクラーレン・ホンダの2台ともが今日、モナコでポイント圏内でフィニッシュした。マクラーレンがその50年におよぶF1の歴史の中でモナコGPで15回優勝という記録を打ち立てていることを考えれば、今日の結果は特筆すべきことではない。しかし心強い結果であることは確かだ。
今日のコンディションは極めてトリッキーであり、ウエットとドライが混在する危険なアスファルトにおいてアクシデントが多発した。周囲の経験が浅いドライバーたちがあらゆるコーナーでアームコバリアにこするシーンが見られるなかで、フェルナンドとジェンソンは技術と経験豊富さを示し、2時間にわたるレースを完璧に走り切った。
モナコに到着した時点では、この最終結果より少し上を期待していたのは確かだが、今日、自分たちが開発を堅実に進めていること、イギリスと日本でハードワークがなされてきた結果を改めて確認することができて喜んでいる。
2週間後にはモントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットでレースを行う。ここも伝統的かつ独特なサーキットだ。もちろん次も入賞を狙う。