ザウバーのマーカス・エリクソンは、F1モナコGPの決勝レースでチームメイトのフェリペ・ナッセと接触事故を起こしたことにより、次戦のカナダGPで「3グリッド降格」のペナルティを受けることになった。
ザウバーの2台は、マノーのパスカル・ウェーレインとハースのロマン・グロージャンとポジション争いを繰り広げていた。チームはナッセに対して、よりペースの速いエリクソンを先行させるように連絡。その直後、エリクソンが最終コーナー手前のラスカスでオーバーテイクを試みたとき、両者は接触してしまった。このアクシデントにより、2台ともマシンにダメージを負ってリタイアとなっている。
原因はエリクソンにあるとして、次戦グリッド降格に加えて、12カ月累積となるペナルティポイント「2」が科せられた。これでエリクソンは累計6ポイント(12ポイントで1戦出場停止)。
スチュワードは、マノーのパスカル・ウェーレインに対してもペナルティポイント「4」を科した。バーチャル・セーフティカー導入時の速度違反で2ポイントと青旗無視で2ポイント。さらに、それぞれ10秒のタイム加算ペナルティを受けている。