2016年F1モナコGP決勝で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは2位だった。
■レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 決勝=2位
ピットに入ったらタイヤがなかった。
レースについては何も話したくない。外から見ると、僕らはいいショーを披露したということになるんだろうけど、こんな風な形でエキサイティングな展開になるべきじゃなかった。
2戦続けてひどい目に遭った。最悪だ。辛いよ。
呼ばれてピットに入った。僕が判断したわけじゃない。だからチームはちゃんと(タイヤ交換の)用意を整えておくべきだった。
ウエットでも速さがあった。序盤は後続を引き離し、インターミディエイトに交換した。その後、僕らはルイス(・ハミルトン)とレースをする状況に自分たちを追い込んだ。そんな必要はなかったのに。
どのコンディションでも僕が一番速かったと思う。でもまた(こういうことが起きたん)だ。2位は実力に見合う結果ではない。
惨めな気持ちでここにいたくはない。2戦連続でこういうことが起きたんだ。
(Formula1.comのインタビューに答え)今どういう気持ちか? 毒づかずに言うのは難しいよ。2戦連続でトレーラーにひかれたみたいな気分だよ。
なんとかできる限り努力してバルセロナのことを受け入れた。でも今日のことをポジティブにとらえることはできない。こんな目に遭いたくない。惨めだよ。モナコで表彰台に立ったんだから、本当ならハッピーで感謝でいっぱいの気持ちでいるべきなんだけど。
でも何て言えばいいのか分からない。何もいいことは言えない。今朝雨が降っているのを見て、また自分の力を発揮するチャンスだと思ったんんだけどね。
(ピットストップについては)彼らが僕を呼んだんだ。ぎりぎりになって入ることにしたんじゃない。
(チームと今回のミスについてじっくり話をする予定かと聞かれ)今日は話さない。何もいい結果にはならないだろう。
ここから立ち去りたい。今はそれだけだ。