全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する株式会社日本レースプロモーション(JRP)は29日、9月10日~11日に開催を予定していた第5戦オートポリスを中止することを正式に発表した。
阿蘇の山間にあるオートポリスは、4月に発生した平成28年熊本地震の影響でコースや施設がダメージを受けた。震災直後から施設はクローズされており、5月21~22日に予定されていたスーパーGT第3戦は開催中止となった。
本日発行されたリリースで、JRPは「主催者の株式会社オートポリス及びオートポリス倶楽部との協議の結果、同会場での開催中止を決定いたしました」と開催中止に至った理由について説明している。
また、気になる代替戦開催の可能性については「代替レースの日程および会場等に関しましては、現在鋭意調整中です。詳細決まり次第お知らせいたします」と記すにとどまった。
おなじく開催を取りやめたスーパーGTでは、シリーズ最終戦を『熊本地震復興支援大会(仮称)』に位置づけ、週末に2レースを開催することを明らかにしており、スーパーフォーミュラではどういった対応がなされるのか、続報を待ちたい。