2016年F1モナコGPの土曜予選で、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグは5位、セルジオ・ペレスは8位だった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 予選=5位
とても満足だよ。今日はトップ10に入れるだけのスピードがあると分かっていたけれど、予選5番手は期待以上だった。週末が始まった時からいい雰囲気があって、木曜日のフリー走行が始まった時から快適に、自信を持って走れていた。
バルセロナでは大きな前進を果たした。今日の結果はマシンが特に低速コーナーでうまく機能していることを証明している。
Q1、Q2ではクリーンで整ったラップを走れたし、Q3の最後のラップでうまく決めることができた。
もちろん予選を終えても仕事を半分こなしたにすぎず、長いレースが待ち構えている。明日は多くの要素が関わってくる。モナコでは、簡単なことなどひとつもない。いい結果を得るためにはいつだって懸命に走らなければならないけれど、重要なポイント獲得に向けていいポジションにつけることができた。
セルジオ・ペレス 予選=8位
今日の僕らはとてもペースがよく、木曜日と比較すると前進を遂げることができたと思う。でもタイヤを温めるのに苦労したから、その問題がなければもう少し上に行けたような気がしているんだ。
何にしても7番手はスタートするのにいい位置なので(ライコネンのグリッドペナルティにより昇格)、上位を狙っている。モナコの予選は1年の中でも最も重要だから、トップ10圏内からスタートできるのはいいことだけど、このレースがどれだけ予測不可能であるかも知っている。何が起きてもおかしくない。セーフティカーが出るかもしれないし、雨になるかもしれない。その場合は素早く対応し、正しい判断をしなければならない。さらには、少しの運も必要だ。
モナコで大切なのはコース上でのポジションだから、いいスタートを切ることが不可欠だ。明日はまた違う一日になる。挑戦することを楽しみにしているよ。