2016年F1モナコGPの土曜予選で、ハースF1のロマン・グロージャンは15位、エステバン・グティエレスは12位だった。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 予選=15位
Q3に進出できるだけのスピードがあった。それはQ1で証明している。ただQ2でのアウトラップで2回渋滞にはまったんだ。メルセデスの後ろに出たら、彼らが遅くて、それにやられてしまった。
最初の計測ラップまでにタイヤの準備ができていれば、すべてがうまくいっただろう。でもタイヤの温度を上げるのがとても大変だった。
当然だけど、みんながそれぞれに違うことをしていたんだ。メルセデスは他よりもダウンフォースが多いから、ゆっくりめに走っていた。でも僕らはアウトラップをもっと速く走る必要があった。
難しかったよ。渋滞も予選の一部ではあるけれど、2回とも同じグループと同じタイミングで出てしまったことがよくなかった。
本当ならQ3に進出できたと思うし、そしたら素晴らしい成果になっていただろう。前向きな要素は、マシンの感触がよくなっていたこと。でもネガティブな要素は、僕らが15番手だということだ。
(Crash.netに対して語り)メルセデスは好きなようにやっていて、かなり遅いペースで走っていた。1周目に入ってもペースが速くならないんだ。(後ろにいた自分は)Q2でまともなラップが走れなかった。
エステバン・グティエレス 予選=12位
今日はとても満足だよ。前向きな一日だった。
最初はタイヤを正しく使うことが難しく、走るたびに修正をしたり、環境に合わせようと努力していたが、最終的にはすべてがまとまった。
モンテカルロで12番手スタートとなると、前の方ではいろいろなことが起きるだろう。チームと、僕らがしてきた仕事をとても誇りに思っている。コミュニケーションが改善された。段階を踏んでマシンのことを理解してきたことが、前進するための自信につながった。全体的に見て、今日は僕らにとってとてもいい一日だったよ。