28日にスタートしたニュルブルクリンク24時間は、レース開始早々に急激な悪天候に見舞われ10数台がクラッシュ、雹が降り多くのマシンが立ち往生するなど波乱の幕開けとなっている。
午後3時30分(現地時間)のスタートはドライコンディションだったものの、レース開始50分を前にコース北側のアレンベルク付近で雹を含む豪雨が襲った。この影響で10数台のマシンがアクアプレーニングを起こしてスピンを喫し、ガードレールにクラッシュするなど付近は一時カオスな状況に。また、事故車両がコースを塞ぐなどして立ち往生するマシンが続出し、レースはすぐさま赤旗中断となった。
その後、レース再開は午後6時(現地時間)以降になることがオフィシャルからアナウンスされたが、結局再スタートが切られたのは午後7時のフォーメーションスタートを経た7時20分と大幅にずれ込んだ。