2016年F1モナコGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは3位だった。Q3序盤に燃圧のトラブルが起きたとチームは明かしている。
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 予選=3位
今日は(トラブルが起きなければ)ポールが取れたと思う。
今は言葉が見つからない。今日は僕が誰よりも速かった。なのについてないことに、予選Q3序盤でトラブルが発生したことで、そのペースを活用することができなかった。走れたラップでベストを尽くしたし、そのことにはとても満足している。
バンカーラップにするはずのラップが最後のアタックになった。少なくとも10位じゃなくて3位からスタートできる。
明日に向けてレッドブルは違う戦略を取った。ダニエル(・リカルド)がスーパーソフトでスタートするんだ。それがどれぐらいの効果を発揮するのか僕には分からない。でも(スーパーソフトとウルトラソフトの)コンパウンドはほとんど同じだから、ウルトラソフトでスタートすることが僕らにとって有利に働くとは思わない。
ダニエルは、ターン1にトップで入っていけさえすれば、その後はそこにい続けるだけでいい。後ろの僕らがバトルをしてタイヤを消耗している間に、彼はできるだけうまくマシンを使い、タイヤを持たせればいいんだ。ここはオーバーテイクがほぼ不可能だからね。
一番柔らかいタイヤですらあまりにも硬い。だから、ドライコンディションなら簡単に1回ストップで走り切れるはずだ。そうなると厳しいね。
だから僕らとしては雨が降って状況が混乱することに期待する。前回ここで3位からスタートした2008年に、僕は勝っている。スタート前には、チャンスはなくなったと思っていた。でも最終的に素晴らしいレースになったんだ。
だから状況を見ていくよ。何が起きてもおかしくないからね。