序盤でモニター上位に名を連ねたのは伊沢拓也、塚越広大のREAL RACINGの2台。また、ナレイン・カーティケヤン(SUNOCO TEAM LEMANS)も早々に1分18秒台に入ってトップにつける。ところがセッション開始から10分後、そのカーティケヤンが1分16秒323で自己ベストを更新した直後にアトウッドコーナーでコースオフ。大きなクラッシュには至らなかったが、マシン回収のためにセッションは赤旗中断となった。なおカーティケヤンのマシンはクラッシュパッドに軽くヒットしたのかリヤウイングに小さなダメージを受けている模様だ。
9時17分にセッションは再開。再開前のトップ6はカーティケヤン、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS)、中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)、石浦、アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)だったが、ここで関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)もタイムを伸ばし、カーティケヤンに続く2番手に上がってきた。
前日の予選でまさかのQ1敗退となった可夢偉がチームメイトに続く3番手。以下、ロッテラー、オリベイラ、関口というトップ6で、チーム単位でみるとSUNOCO TEAM LEMANS、ITOCHU ENEX TEAM IMPULの好調ぶりが目立つ格好となった。予選3番手の塚越は最終的には10番手タイム、予選でギヤトラブルのあったストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は13番手タイムとなっている。