2016年F1モナコGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは10位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=10位
Q1が赤旗中断となり、少しストレスがかかった。残された時間はわずか6分だというのに、全くタイムを出していなかったんだ。
今日はQ3進出を目指していた。でも今も自信を持ってマシンに乗れる状態ではない。完璧な感触を得られず、コーナーを限界まで攻める自信が持てなかった。
今週末を前に立てていた予想は、少し楽観的すぎたかもしれない。でも明日どうなるかを見てみよう。雨でも雪でも、何かレースを動かす要素が僕らには必要だ。スタートがレースの展開を決定づける。でも天候がよりエキサイティングなショーをもたらしてくれることを期待している。
いくつかポイントを獲得してこの週末を締めくくることができれば嬉しいね。
■連続Q3進出は嬉しいが、期待外れのパフォーマンス
モナコはパワーの影響が少ないから、もう少しいい結果を期待していた。
特定の順位を目標にしていたわけではないが、(予選)10位よりは上に行けると楽観視していた。7位か8位ぐらいかとね。
週末を通して速さがない。木曜にも苦しんでいた。マシンのフロントに自信を持つことができないんだ。
僕らにとってタイヤが大きな問題だ。今週末、タイヤをいい状態に持っていくことができずにいるんだ。それは予選パフォーマンスに大きく影響する。
複雑な心境だ。またQ3に進めたことは嬉しい。だけどマシンの感触に関しては不満を持っている。
マシンの感触に満足できず、コーナーを攻める自信が持てずにいるため、ずっと苦労している。すべてのセッションで苦しんできて、予選でもそれは変わらなかった。
その点ではがっかりしている。でもこれが現実だ。今はどうしようもない。
■モナコだからこそチャンスがあるかも。攻めていくよ
(レースでは)何かが起きて、それが助けになるかもしれない。何も動きがなければ、1コーナーで順位が決まって、そのままの位置でつながって走ることになる。
僕らには失うものはないから攻めていく。モナコのようなレースではいいチャンスが訪れるかもしれないんだ。