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生瀬勝久、7月期ドラマ24『侠飯~おとこめし~』主演に決定 料理好きのヤクザ組長役に

2016年05月29日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

ドラマ24『侠飯~おとこめし~』(c)「侠飯~おとこめし~」製作委員会

 俳優の生瀬勝久が、テレビ東京系で7月から放送されるドラマ24『侠飯~おとこめし~』で主演を務めることが発表された。


参考:松江哲明が語る、フェイクドキュメンタリードラマ『おこだわり』の挑戦「テレビドラマの“グレーゾーン”を突いていきたい」


 『侠飯~おとこめし~』は、作家・福澤徹三による同名小説が原作の“任侠×グルメ”ドラマ。ヤクザの組長・柳刃竜一が、抗争に巻き込まれた大学生・良太の家に転がり込み、なぜか絶品の料理をふるまいながら共同生活を送る模様を描く。


 生瀬は、料理好きのヤクザの組長・柳刃竜一役を演じる。なお、生瀬がテレビ東京のドラマで主演を務めるのは、21年ぶり。


 メガホンを取るのは、映画『木屋町DARUMA』、ドラマ『まかない荘』などを手がけ、俳優としても活躍する榊英雄。テレビ東京とともに、『ビー・バップ・ハイスクール』シリーズ、『あぶない刑事』シリーズなどを制作してきたセントラル・アーツが制作にあたる。柳刃が身を寄せることになる部屋の住人・良太をはじめとした共演者は、近日中に発表予定。


■主演:生瀬勝久コメント
・このドラマのお話を聞いたときの感想は?
ドラマの話を頂いた時は、“任侠×グルメ”というテーマがどういうお話なのか、不思議に思いました。しかし、原作や台本を読んでみると面白いし、主人公の柳刃竜一はやりがいのありそうな役だと感 じました。一見ミスマッチな組み合わせだけれど、実際にそういう人がいてもおかしくないし、こだわりをもって料理をしているんだろうなと想像しています。


・「侠飯~おとこめし~」とは?
『侠飯~おとこめし~』というぐらいだから、女性がつくる繊細なものとは違って、勢いや思い切りで 料理を作る人物というイメージで役作りをしています。原作に登場する料理は、特別な食材ではなく、家にあるものを使って作ります。私も料理をするのが好きなので、真似したくなりましたね。


・普段はどんな料理を作りますか?
普段は食べたいと思ったもののレシピを調べて、その通りに作ります。重要なのは、手際と塩加減と温度。自分の舌に合うものを作りたいという思いが、料理をする動機になっています。


・テレビ東京のドラマに21年ぶりの出演ということですが…。
テレビ東京のドラマは、しがらみのない、つくりたいものをつくっている印象があり、久しぶりに参加 できて、非常に嬉しいです。面白いと思うポイントは人それぞれなので、「一度見てみて」というスタ ンスでいますが、台本がとても良いものができているので、わくわくするドラマになると思いますよ。気に入ったらずっと見てください。


■監督:榊英雄コメント
大好きな原作が「ドラマ24」という素晴らしい枠でドラマ化できることを、嬉しく思っています。なおかつ、名優 生瀬勝久さんに主演して頂き、あこがれの制作会社のセントラル・アーツでドラマを作れ ることは高揚感で一杯で、今から武者震いしています。生瀬さんとは真剣勝負で挑み、新たな役者としての一面を監督として引き出すことができれば嬉しいです。ドラマの見所はアクションあり、笑いあり、泣きあり、色々な意味で百花繚乱なドラマになると思います。「ドラマ24」の中でも異色の楽しく、激しく、美味しい、面白いドラマになるよう頑張りますのでご期待下さい。


■プロデューサー:濱谷晃一(テレビ東京)コメント
小説の帯にもある『任侠×グルメ』というキャッチコピーを初めて見た時は「何だこれは…?」と思い ました。しかし、そこに登場する侠飯(おとこめし)の数々は本当に美味しそうで、金曜深夜の視聴 者の食欲を刺激してやまないと思います。また、ハードボイルドな組長と冴えない大学生の奇妙な交流は、とても奥の深い人間ドラマになっており見応え十分です。あの「探偵物語」や「あぶない刑事」を手掛けたセントラル・アーツさん×先鋭的な映画を手掛ける榊英雄監督のタッグが、地上波でどんなドラマを仕上げてくれるのか今から楽しみです。また、名バイプレイヤーでもある生瀬さんのコメディセンスは天才的だと尊敬しておりますが、今回演じるクールでハードボイルドな役どころも非常に似合っています。セクシーな生瀬さんにご期待ください! こんなとんがった企画を放送できるのはテレビ東京ならでは! という幸せをかみしめながら、多くの皆さんに楽しんで頂けるドラマになるよう全力で制作にまい進します!


(リアルサウンド編集部)