2016年F1モナコGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは13位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ジェンソン・バトン 予選=13位
Q1のラップはまずまずだと感じた。だが路面にグリップが乗ってくるにつれてバランスが低下していった。
Q2最後のランではターン3でフロントがロックした。左フロントをロックさせ、タイヤがオーバーヒートし、その後グリップを失ってしまった。
それでもここはモナコだ。何が起きてもおかしくない。いつも1コーナーではいろいろなことが起こる。その後は前のマシンについて走るだけになってしまうけれど。ターン10(ハーバーシケイン)では前の車のインに飛び込むことが可能だが、僕らには無理だろう。そこにたどり着くまでに大きく引き離されてしまうからね。
だからこそ、明日は雨になることを願っているんだ。
マシンバランスがよくないと感じている。週末を通してそれなりの位置にはいるけれど、僕らのマシンはレッドブルほど優れてはいない。
アンダーステアに苦しんでいる。特に低速コーナーがひどい。セットアップに取り組んで、ある部分を向上させると、他の部分が悪化するんだ。
フェルナンド(・アロンソ)は10位に入った。でも僕らはもっとずっと上位に行けることを期待していた。
頭のいい人間なら僕らがいい位置に行けない理由が分かるだろう。
いい仕事ができていない。2台のうち僕の方はQ2で速さが足りなかった。実際、速いという感触もなかった。バランスがよくなかったんだ。