2016年F1モナコGPの土曜予選で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは10位、ジェンソン・バトンは13位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
レーシングディレクター エリック・ブーリエ
もちろん全体的に予選パフォーマンスに不満を感じている。曲がりくねったモナコのコースでは、我々のマシンはライバルたちと比較してもう少しいい性能を発揮するものと期待していたからだ。
ここに来て以来、ドライバーはふたりともマシンバランスに完全には満足できずにいるが、それでも彼らは懸命に努力し、整った堅実なラップを走ってみせた。
Q3に1台しか進めなかったのは残念だが、やれるだけのことはやった。
明日はウエットになるという予報が出ている。モナコの雨のレースは全く予測不可能なので、何が起きてもおかしくない。ダブル入賞を目指して戦う。
(今もシャシーはメルセデスとレッドブルに続く3番目の性能を持っていると思うかと聞かれ)いい質問だ。パブリックデータ、GPSトレースを見ればそうであることが分かる。
今週末はタイヤの性能を最大限に引き出すことに苦労している。それが、ドライバーたちがマシンを限界までプッシュして走る自信や能力の面で大きなマイナスになっているのだ。
マシンの力を最大限に発揮できずにいる。だがコースによっては(マクラーレンのシャシーが3番手に位置することは)間違いない。