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SBK第7戦ドニントン2日目予選、トム・サイクスがポールポジション

2016年05月29日 00:21  AUTOSPORT web

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SBK第7戦ドニントンラウンド トム・サイクス(カワサキレーシングチーム)がポールポジション
SBK(スーパーバイク世界選手権)第7戦ドニントンラウンドは、イギリスのドニントンパークで2日目の予選を行ない、トム・サイクス(カワサキレーシングチーム)が1分26秒712でポールポジションを獲得した。

 サイクスはフリー走行総合トップでスーパーポール2に進出、スーパーポール前に行なわれたフリー走行3回目でもトップタイムを切ろうしていた。
 フリー走行総合11番手以下のライダーによって争われたスーパーポール1からニッキー・ヘイデン(ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム)とチャビ・フォレズ(バーニレーシングチーム)の二人を加え、初日の走行を行なったものの、前戦マレーシアラウンドでの転倒で痛めた右鎖骨の状態が思わしくなかったことから今大会の欠場を決めたアレックス・ロウズ(パタ・ヤマハ・オフィシャルWSBKチーム)を除く11名でスーパーポール2は争われた。

 サイクスは1回目のアタックで1分27秒996を記録してトップに立つ。2回目のアタックが始まると、残り1分30秒でロレンツォ・サバドーリ(イオダレーシングチーム)が1分27秒591を記録してトップに浮上するが、サイクスがすぐに1分26秒712をたたき出して逆転、前戦セパンに続き、今シーズ5回目のポールポジションを獲得した。

 2番手に最後のアタックで1分27秒572でチャズ・デイビス(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)が続き、サバドーリはデイビスに最後に逆転されて1分27秒591で3番手に終わったものの、SBK初フロントロウを獲得した。

 4番手に1分27秒601でジョナサン・レイ(カワサキレーシングチーム)、5番手に1分27秒602でダビデ・ジュリアーノ(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)、6番手に1分28秒046でジョルディ・トーレス(アルテアBMWレーシングチーム)が続き、スーパーポール1でトップタイムを記録してスーパーポール2に進出したニッキー・ヘイデン(ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム)は1分28秒127で7番手にジャンプアップ。

 8番手に1分28秒409でレオン・キャミア(MVアグスタ・レパルト・コルセ)、9番手に1分28秒617でシルバン・ギュントーリ(パタ・ヤマハ・オフィシャルWSBKチーム)の代役として参戦するキャメロン・バービアー(パタ・ヤマハ・オフィシャルWSBKチーム)が続き、スーパーポール1で2番手につけスーパーポール2に進出したフォレズが1分28秒663で10番手。カレル・アブラハム(ミルウォーキーBMW)はスーパーポール2で転倒を喫し、1分30秒345で11番手となった。

 マイケル・ファン・デル・マーク(ホンダ・ワールドスーパーバイクチーム)はスーパーポール1で3番手とスーパーポール2進出を逃し、1分28秒806で12番手からレースに臨む。決勝レース1は日本時間土曜日23時スタート予定。