チーム・スズキ・エクスターは26日、最終戦バレンシアGPの開催地、リカルド・トルモ・サーキットで実施した2日間のプライベートテストを終了した。
マーベリック・ビニャーレスとアレイシ・エスパルガロの二人のライダーは、GSX-RRのトラクションとグリップ向上を目的に新たなセットアップを追求。投入されたスペック違いのシャーシ、ジオメトリー、セットアップ、電子制御の検証にも取り組んだ。
「僕たちにとってポジティブなテストとなった。より効果的なトラクションを見つけることが必要で、他の分野を改良するためにたくさんの仕事を進めた。スズキファクトリーは、テストのために多くのパーツを送ってくれたから、シャーシの改良とセットアップにトライした」とビニャーレス。
エスパルガロは「2タイプのシャーシがあり、1つはすごくよいフィーリングをもたらしてくれたから、一歩前進した。当然、オプションをさらに検証する必要がある。バルセロナでこの作業を継続しよう。僕たちは絶えず進歩している」とコメントした。