Q1 フリー走行で新品タイヤを温存したチームもあり、Q1はセッション開始から新品タイヤでピットを後にするマシンが見られた。1分20秒台で始まったセッションだが、序盤に山本尚貴(TEAM 無限)が1分15秒493でトップタイムをマーク。中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分15秒872で続き、1分15秒台が目下のターゲットタイムとなった。
1周4km弱の岡山では、19台のスーパーフォーミュラが全車コースインするとトラフィックが起こりやすく、トップタイムを塗り替えるペースを見せた石浦もスローダウンするマシンに引っ掛かるなど、タイムを出しきれないマシンも目立った。
セッションの折り返しを迎えると全車がいったんピットに戻ってくる。この時点でトップタイムはジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)の1分15秒119。これに山本、国本雄資(P.MU/CERUMO·INGING)とトップ3が続き、Q2進出のボーダーラインとなる14番手には小暮卓史(DRAGO CORSE)が、15番手にはアンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM’S)が並んだ。
最後にトップタイムを奪ったのは石浦宏明(P.MU/CERUMO·INGING)で、1分14秒095をマーク。以下、伊沢、国本、塚越広大(REAL RACING)、大祐、オリベイラというトップ6。その一方、ストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は電気系トラブルに見舞われセッション半ばでマシンを降り、小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS)はタイムが伸びず18番手。ウィリアム・ブラー(KONDO RACING)、小暮、中山雄一(KCMG)とともにノックアウトとなった。