セッション開始早々からピットレーン出口でスタート練習を行うマシンも見られる中、前日トップタイムの石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)やチームメイトの国本雄資らがタイムを削っていく。アンドレ・ロッテラー(VANTELIN TEAM TOM'S)がいち早く1分15秒台に突入しトップタイムをマーク。
さらに、伊沢拓也(REAL RACING)が1分15秒007でロッテラーを上回り逆転。前日のタイムを一気に更新したうえに、翌周には1分14秒723にまでタイムを削った。伊沢に続くのはストフェル・バンドーン(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、石浦、小暮卓史(DRAGO CORSE)、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)という顔ぶれが並び、ここから国本、ベルトラン・バゲット(NAKAJIMA RACING)、小林可夢偉(SUNOCO TEAM LEMANS)らが自己ベストタイムを更新し、トップ4台が1分14秒台のタイムを記録した。
この時点でトップタイムをマークしていたのは中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)で、以下ナレイン・カーティケヤン(SUNOCO TEAM LEMANS)、伊沢、野尻と続いていたが、まずタイムを上げていったのは山本尚貴(TEAM 無限)で、1分13秒944をマークしトップタイムに。バンドーンも1分14秒219で山本に続くが、直後にチームメイトの野尻が1分13秒640で山本を上回りトップを奪取。