2016/17シーズンからフォーミュラEに参戦するジャガーがニューマシンのシェイクダウンを行っていたことが明らかになった。
イギリスの名門ジャガーは、FIAの電気駆動フォーミュラカー選手権、フォーミュラEの第3シーズンからコンストラクターとして参戦することをすでに表明している。
注目されるパワートレインの詳細は依然として明らかになっていないが、彼らが16/17シーズンに投入するニューマシンは今月25日に英バーミンガム近郊にあるマロリーパーク・サーキットで無事シェイクダウンされた。
ノーズとサイドポッド、リヤウイングの3箇所に「#Jaguar Electrifies」と記されたダークグレーのマシンは、その日に数周を走行。英AUTOSPORTは、7月2日と3日に今季の第9戦と最終戦が行われるバッターシー・パークでジャガーがフルカラーリングのお披露目とデモンストレーションを行う見込みだとしている。
また、未だ発表のないドライバーについても、ひとりはイギリス人ドライバーになるとしており、すでにフォーミュラEで2勝を挙げているDSバージンのサム・バードやトヨタのWECドライバー、アンソニー・デイビッドソン、ウイリアムズF1の開発ドライバーを務めるアレックス・リンなどが候補に挙がっている。
ジャガーは、ウイリアムズF1の関連企業であるウイリアムズ・アドバンスト・エンジニアリングからパワートレイン開発やレース運営におけるサポートを受けることになっている。