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WTCCニュル:ロペスがレコード更新で2年連続PP。MAC3はホンダ

2016年05月28日 03:11  AUTOSPORT web

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ホセ-マリア・ロペス(シトロエンC-エリーゼWTCC)
FIA 世界ツーリングカー選手権(WTCC)第5戦ドイツは28日、ニュルブルクリンクで予選が行われ、ホセ-マリア・ロペス(シトロエンC-エリーゼWTCC)が2年連続となるポールポジションを獲得した。

 今年もニュルブルクリンク24時間との併催イベントとして行われるドイツラウンドは、1周25.278kmのノルドシュライフェが舞台。セッションは、今年初開催となるETCC(FIA ヨーロッパ・ツーリングカー選手権)との混走で行われた。

 ポールポジション争いは、最初のアタックで8分43秒238の暫定トップタイムをマークしたロペスが、ETCC車両による赤旗中断後のセカンドアタックで、昨年自身が記録した予選レコードを約1.8秒上回る8分35秒541をマーク。チームメイトで2番手につけたイバン・ミューラー(シトロエンC-エリーゼWTCC)にも3.5秒以上の差で、2年連続のポールポジションを決めた。

 3番手は8分40秒067を記録したトム・コロネル(シボレーRML・クルーズ)で、ホンダワークスのノルベルト・ミケリス(ホンダ・シビックWTCC)がコロネルから0.5秒落ちの4番手。以下、セバスチャン・ローブ・レーシングのトム・チルトン(シトロエンC-エリーゼWTCC)、ラーダのニッキー・キャッツバーグ(ラーダ・ベスタWTCC)、ボルボのテッド・ビョーク(ボルボS60・ポールスター)と続き、前日のフリー走行1のアクシデントでエンジン交換を余儀なくされたロブ・ハフ(ホンダ・シビックWTCC)が8番手、ホンダのもう一台を駆るティアゴ・モンテイロ(ホンダ・シビックWTCC)は、リバースグリッド採用のオープニングレースでポールポジションに並ぶ10番手となった。

 通常2周で争われるチームトライアルのMAC3は、1周のタイムアタックとして行われ、ホンダのハフ/モンテイロ/ミケリスの3台が8分47秒920というタイムでシトロエン(ロペス/ミューラー/メディ・ベナーニ)を1.5秒差で退け、今シーズン2回目の勝利。ラーダは、予選でヒューゴ・バレンテ(ラーダ・ベスタWTCC)がクラッシュしてダメージを負ったため、出走できなかった。