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ヴェネチア国際映画祭にて監督賞受賞『エル・クラン』9月より日本公開決定

2016年05月27日 17:51  リアルサウンド

リアルサウンド

『エル・クラン』(c)2014 Capital Intelectual S.A./MATANZA CINE/EL DESEO

 第72回ヴェネチア国際映画祭にて監督賞となる“銀獅子賞”を受賞した映画『エル・クラン』が、9月より日本公開されることが決定した。


参考:『死霊館 エンフィールド事件』、予告編&ポスタービジュアル公開 実際に起こった怪奇事件を描く


 本作は、1983年にアルゼンチンの平和な街で実際に起きた事件を映画化。周囲からも慕われる家族“プッチオ家”に隠された秘密と、“プッチオ家”のまわりで多発する金持ちだけを狙った身代金事件を描く。


 本作は、ヴェネチアの“銀獅子賞”をはじめ、第10回アルゼンチンアカデミー賞では最多5部門(撮影・新人男優・美術・衣装・録音)を受賞。また、第30回ゴヤ賞のイベロアメリカ映画賞、第40回トロント国際映画祭Platform Prize特別賞、第32回マイアミ国際映画祭観客賞をそれぞれ受賞している。『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』のペドロ・アルモドバルが製作、『セブン・デイズ・イン・ハバナ』のパブロ・トラペロが脚本・監督を務めている。(リアルサウンド編集部)