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森田剛&りえ&良々『ビニールの城』、演出が蜷川幸雄から金守珍に

2016年05月27日 16:40  CINRA.NET

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左から宮沢りえ、荒川良々
蜷川幸雄が演出予定だった舞台『ビニールの城』の演出を金守珍が担当することがわかった。

1954年生まれ東京出身の金守珍は、蜷川スタジオを経て俳優として唐十郎主宰の「状況劇場」に所属。1987年に自身の劇団・新宿梁山泊を設立した。『ビニールの城』には出演者として名を連ねていたが、蜷川の逝去を受けて演出を手掛けることになった。同公演は「芸術監督 蜷川幸雄・追悼公演」として上演される。

8月6日から東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで上演される『ビニールの城』は、唐十郎の戯曲をもとにした公演。人形しか愛せない腹話術師の朝顔、朝顔を激しく求める女・モモ、モモへの無償の愛から腹話術の人形・夕顔に自身を投影させていく男・夕一が織り成す物語が描かれる。朝顔役には森田剛、モモ役に宮沢りえ、夕一役に荒川良々がキャスティングされている。チケットの一般発売は6月19日からスタート。