2016年F1モナコGPの木曜プラクティスで、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは13位/12位、ジェンソン・バトンは15位/10位だった。
マクラーレンによると、FP1ではふたりともマシンバランスに不満を訴えており、エンジニアが午後にある程度その問題を修正したということだ。
FP1で排水溝の蓋が外れてバトンのマシンに衝突するという事故があり、フロントウイング、フロア、右フロント部がダメージを受けた。幸いバトンにけがはなく、マシンもFP2の前に修理することができた。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
レーシングディレクター エリック・ブーリエ
最も歴史に名高いこのサーキットではプラクティス初日にやるべきことは非常に多い。午前中のセッションは予想外にグリップレベルが低く、いくぶん予測しづらい状況で、理解をするのに時間がかかった。
今日のリザルトからは結論は導き出せないと思う。この過酷なサーキット独特の特徴をより深く理解するため、大量のテスト作業を行っていたからだ。これから、土曜の予選パフォーマンスを最大限に引き出すことに重点を移す。シーズン中、最も重要な1時間の予選だ。
午前中のセッションで排水溝の蓋がジェンソンのマシンに衝突するという事故があった。幸いにも彼にけがはなかった。オーガナイザーはこのサーキットの安全性をできるだけ高めようと非常に努力している。だが我々は何が起きたのかを調査し、二度と同じことが起こらないよう対策を講じる必要がある。