香港に拠点を置くKCMGは24日、6月18~19日に決勝レースが行われるWEC世界耐久選手権第3戦ル・マン24時間に向けたオレカ05のカラーリングを発表した。
2015年のル・マン24時間で、マシュー・ホーソン/リチャード・ブラッドレー/ニコラス・ラピエールというトリオでLMP2クラス優勝を飾ったKCMG。今季、チームはLM-GTEアマクラスに活動の場を移していたが、6月のル・マンではふたたびLMP2に復帰。オレカ05・ニッサンを走らせる。
チームは今季、ホーソンとブラッドレーを残留させ、ラピエールに代わるエースとして、2年連続のスーパーGT500クラスチャンピオンである松田次生を起用。次生はスーパーフォーミュラやWECのLMP2でKCMGとともに戦った経験があり、チームからの信頼も厚い。
そんなKCMGが走らせるオレカ05は、KCMG伝統のホワイトとブルー、グレーの塗り分けとなった。次生はすでにル・マンに向けてトレーニングも開始しており、激戦区のLMP2での勝利に向け気合が入っている様子だ。