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ル・マン、F1フランスGP開催の打診を断る。「メリットがない」

2016年05月24日 12:41  AUTOSPORT web

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2015年ル・マン24時間レース スタート
ル・マンのブガッティ・サーキットでフランスGPを開催する可能性についてのFIAからの打診に対し、サーキット側が「メリットがない」として否定的な返答を行っていたことが分かった。

 ブガッティ・サーキットはル・マン24時間レースが開催されているサルト・サーキットの一部を利用して作られたコース。

 フランス西部自動車クラブ(ACO)会長ピエール・フィヨンは、FIAからブガッティ・サーキットを使ってフランスGPを行う可能性について問い合わせがあったものの、F1を開催しても利益を上げられないと語ったと、F1iが伝えた。

「何もメリットはないと思う」とフィヨン会長はLe Maine Libreに対して語ったという。
「1,700~1,800ユーロの投資を行う必要があるが、それをチケット販売のみでまかなわなければならない。よくても収支が“とんとん”というところだろう」

 フランスGPはマニ-クールでの2008年を最後に、カレンダーから消滅している。