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プジョー208 R2、全日本ラリー第3戦で初のクラス優勝達成

2016年05月24日 12:11  AUTOSPORT web

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全日本ラリー選手権第3戦若狭ラリーでJN5クラスを制した柳澤宏至/加勢直毅(プジョー208 R2)
PRESS RELEASE

2016年5月24日

プジョー208 R2、全日本ラリー選手権第3戦で初優勝を獲得
~208 GTiはクラス4位でフィニッシュ~
 プジョー208をベースとしたラリー専用車「208 R2」が、2016年全日本ラリー選手権第3戦「若狭ラリー Supported by Sammy」に参戦いたしました。208 R2は序盤からクラストップを快走、一度も首位を譲ることなくクラス優勝を達成しました。また、208 GTiはクラス4位で完走を果たしました。

 ラリーは若狭湾に面する福井県おおい町を起点に、5月21日(土)、22日(日)の2日間にわたって開催されました。FIA R2規定の208 R2でJN5クラスに参戦する「ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム」の柳澤宏至選手は、最初のスペシャルステージ(SS)からクラス首位に立ち、その後も後続との差を広げる圧倒的な速さを披露しました。2日目に入ってもその勢いは衰えず、柳澤選手は最終的にクラス2番手のライバルを28.1秒引き離して、全日本選手権でプジョー208 R2の初優勝を達成しました。一方、初めて208 GTiのステアリングを握った村田康介選手は、JN5クラス上位に迫るタイムを記録し、4位で完走を果たしています。

プジョー208 R2 ドライバーのコメント
柳澤宏至選手(ラリープラス・クスコレーシング・ラリーチーム)JN5クラス 優勝
「第2戦は悔しいリタイアとなってしまったので、今回はなんとか勝ちたいと思っていました。SS1からタイムを出すことができ、いい流れを最後まで維持できたと思います。マシンにはトラブルもなく、タイヤの摩耗についても問題はありませんでした。ここで大きなポイントを獲れたことは、今後の選手権を戦ううえでも大きな弾みとなります。今回は加勢選手をコドライバーに迎えましたが、コンビネーションには問題もなく、前戦に引き続きプジョー208 R2の高いポテンシャルをしっかり見せられたと思います。次の福島戦はグラベル(未舗装路)ラリーです。208 R2でグラベルを走るのは初めてですので、早めにテストをして、しっかりと準備をして臨みたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします」

全日本ラリー選手権第3戦「若狭ラリー Supported by Sammy」リザルト
クラス/クラス順位 ドライバー/コドライバー 車両 合計タイム
JN5/1位 柳澤宏至/加勢直毅 プジョー208 R2 1h08'48''1
JN5/2位 関根正人/小坂典嵩 シトロエンDS3 R3-MAX 1h09'16''2
JN5/3位 大倉聡/豊田耕司 トヨタ・ヴィッツGRMNターボ 1h10'26''2
JN5/4位 村田康介/平山真理 プジョー208 GTi 1h10'57''7
JN5/5位 大橋逸夫/藤上亘 MINI ジョン・クーパー・ワークス 1h11'11''4
JN5/6位 眞貝知志/漆戸あゆみ アバルト500 ラリーR3T 1h12'51'1