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覚醒剤に翻弄される若者たちの運命を描く『ケンとカズ』予告映像公開

2016年05月24日 00:21  リアルサウンド

リアルサウンド

(c)「ケンとカズ」製作委員会

 覚醒剤の密売をテーマにした小路紘史監督最新作『ケンとカズ』の予告映像が公開された。


動画はこちら


 第28回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門・作品賞を受賞した本作は、新鋭監督・小路紘史による長編デビュー作。郊外の自動車修理工場を隠れみのに覚醒剤の密売をするケンとカズが、ヤクザの追い込みなどにより、次第に追いつめられていく模様を描く。


 海外映画祭で上映を重ねた同名の短編映画を基に、全員新人のスタッフとキャストによる自主制作で長編映画化。東京国際映画祭の審査員たちからは「運命に翻弄される2人のキャラクター、ケンとカズ。 2人の哀しい旅をシェイクスピアの様に描いた作品」と評された。また、『太陽を盗んだ男』などを手掛けた鬼才・長谷川和彦は、「観る者を未知なる映画の世界に引っぱり込んでくれる。「必見の新作!!」だろう」と絶賛のコメントを寄せている。


 予告映像では、現代の社会問題である覚醒剤密売を舞台に、裏社会でしか生きられない男たちの哀しすぎる運命が映し出されていく。暴走するカズ役を毎熊克哉が務め、カズに振り回されるケン役をカトウシンスケが演じているほか、『ライチ☆光クラブ』、『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』の藤原季節などが脇を固めている。


■長谷川和彦 コメント


登場人物が、皆それぞれ固有のリアリティに満ち満ちているのに感心した。《覚醒剤密売に関わる最低最悪の人間たち》が、何故か「愛おしく」なってしまうのだ。過剰なクローズアップカットの連打も決して上滑りせず、観る者を《未知なる映画の世界》に引っぱり込んでくれる。「必見の新作!!」だろう。(リアルサウンド編集部)