MotoGP第6戦イタリアGP、MotoGPクラスは、イタリアのムジェロサーキットで2日目の予選を行い、バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ)が1分46秒504でポールポジションを獲得した。
MotoGPクラスの3回のフリー走行でトップに立ったのはアンドレア・イアンノーネ(ドゥカティ)。総合11番手以下のライダーによって争われるQ1で上位につけたスコット・レディング(オクト・プラマック)とアレイシ・エスパロガロ(スズキ)の二人を加えた12名のライダーによって、Q2は気温27度、路面温度47度のドライコンディションで争われた。
セッション序盤に1分46秒727を記録してトップに立ったのはイアンノーネ。イアンノーネは2回目のアタックで1分46秒607を記録してトップをキープする。
しかし、残り1分を切ったところでロッシが1分46秒504をたたき出し、逆転で今シーズン2度目のポールポジションを獲得した。マーベリック・ビニャーレス(スズキ)が最後のアタックで1分46秒598を記録して2番手、イアンノーネは1分46秒607で3番手となった。
4番手に1分46秒759でマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)、5番手に1分46秒882でホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ)が続き、アレイシ・エスパロガロが1分47秒186で6番手とQ1から大きくジャンプアップ。
7番手に1分47秒218でダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)、8番手に1分47秒247でブラドリー・スミス(モンスター・ヤマハ・テック3)、9番手に1分47秒261でダニロ・ペトルッチ(オクト・プラマック)、10番手に1分47秒359でレディングの順で続いた。
ワイルドカード参戦のミケーレ・ピロ(ドゥカティ)は1分47秒361で11番手、ヨニー・エルナンデス(アスパー・チーム)が1分47秒436で12番手で続き、以上12名がQ2でグリッド決定。
アンドレア・ドビジオーゾ(ドゥカティ)はQ1で3番手となり、Q2進出できず、1分47秒089で13番手となった。ポル・エスパロガロ(モンスター・ヤマハ・テック3)はQ1で転倒を喫し、1分47秒159で14番手。エクトル・バルベラ(アビンティアレーシング)が1分47秒555で15番手に続いた。
16番手に1分47秒659でカル・クロッチロウ(LCRホンダ)が続いたが、クロッチロウもQ1のアタック中に転倒を喫した。以下、17番手に1分47秒830でジャック・ミラー(マークVDS)、18番手に1分48秒111でユージン・ラバティ(アスパー・チーム)、19番手に1分48秒372でアルバロ・バウティスタ(アプリリア)、20番手に1分48秒646でステファン・ブラドル(アプリリア)、21番手に1分48秒991でロリス・バズ(アビンティアレーシング)の順。ティト・ラバット(マークVDS)は午前中のフリー走行3回目で転倒を喫し、左鎖骨を骨折、今レースを欠場することになった。
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