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体臭をキツくする食品・食材は「酒、揚げ物、激辛食品」

2016年05月21日 20:50  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

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食べ物は、体内で消化吸収や代謝をされて全身を巡る。食べすぎれば消化吸収が間に合わずダブつき、不足すればそれを補うように体内でニオイの原因となる物質が発生する。 バランスのよい食事を心がけることが、健康維持とともにニオイを防ぐ基本となるのだ。女性の心身の健康のエキスパート、医師の松村圭子先生(成城松村クリニック)が「におわない女」になるための食生活を教えてくれた。 ■体臭をキツくするのはこんな食品・食材 適量のお酒は全身の血行を促し、気分転換にもなるが、毎晩大量に飲む、飲まないと眠れないなどとなったら要注意。睡眠の質がアルコールにより低下し、自律神経やホルモンのバランスが乱れ、体臭の原因になることも。 また、スイーツに含まれる砂糖を頻繁にとると、血糖値が急激に上下する。この状態がイライラや不安を引き起こし、攻撃的で不安定なオス化女子をつくってしまう。スイーツは、たまのご褒美として節度をもって楽しもう。 酸化のすすんだ揚げ物や、激辛食品の食べすぎにも注意を。 ■ビタミンACEで身体を抗酸化 モノを酸化させてしまう物質・活性酵素が体内に発生すると、酸化臭の原因に。 「活性酵素と闘う抗酸化の要は、ビタミン類。ビタミンAはにんじんなどの緑黄色野菜、ビタミンCはピーマンやイチゴなどの野菜や果物、ビタミンEはナッツ類や魚卵などに豊富です」 ■食物繊維でスッキリ腸環境に 快便は、ニオイレスへの第一歩。果物や海藻類などに多い水溶性食物繊維は、腸内環境を整え便通を促す。根菜類やキノコ類に多い不溶性食物繊維は、便のカサを増やして腸を刺激する。どちらもまんべんなくとり、腸内をデトックスすべし。 ■豆製品で“オス化”を防ぐ 大豆に含まれるポリフェノールであるイソフラボンには、女性ホルモンに似た働きがある。また、乱れがちな女性ホルモンのバランスを調整する効果も期待できる。豆腐や納豆などを常食にしてみよう。 ■お酢や梅干しで疲労臭を撃退 すっぱい食品に含まれるクエン酸は、乳酸の増加を抑える。そのため、疲労臭のもととなるアンモニアも汗に出にくくなる。酢のものや梅干しを、積極的に食べよう。 ■“ちょい足し”のマイナーチェンジが有効 キムチや漬物などの発酵食品、新鮮なフルーツ、納豆やなめこなどのネバネバ&ぬるぬる系食品などを、普段の食事に“ちょい足し”しよう。それだけで、ジャンクになりがちな食生活が、改善の方向へ。