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Double S 301ヒョンジュン「愛は移ろうもの」

2016年05月21日 20:50  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

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'05年に韓国でデビューし、本国はもちろん、日本やアジア各国で旋風を起こした5人組SS501(ダブルエスゴーマルイチ)のメンバーの中から、キュジョン、ヨンセン、ヒョンジュン(マンネ=末っ子)によって結成されたユニット・Double S 301(ダブルエスサンマルイチ)。 キュジョン「緊張もありましたが、それ以上にドキドキやワクワクのほうが強かったんです。だから、楽しく準備することができました」 '10年のSS50 1活動休止後、ミュージカルやドラマ出演、ソロアーティスト活動などを積極的に行ってきた3人が、Double S 301としての活動を再開した。 ヒョンジュン「ひとりより、3人だとできることが増えますよね」 ヨンセン「頼りになる仲間がそばにいるって、いいなぁと思います」 そう語ってくれたヨンセンが、手にした『週刊女性』のZARDの記事(5月3日号)を食い入るように見つめる。 キュジョン「ヨンセンは、ZARDが大好きなんです。“負けないで もう少し(歌詞を口ずさむ)”ですよね」 ヨンセン「(坂井泉水さんの)声が、本当にいいんです。どの曲も好きですけど『負けないで』『君に逢いたくなったら』は、とくに好き」 キュジョン「僕らのいまの気持ちが、まさに『負けないで』です(笑)」 ヨンセン「希望にあふれる、明るい成功ソングでもあるからね」 晴れやかな表情で語る彼らに、リリースしたばかりのミニアルバム『ETERNAL S』のコンセプトを聞いた。 キュジョン「最初は、SS501が得意としてきた楽しくて、ポジティブな曲がいいんじゃないかなと思ったんです。でも、僕らも(数え年の韓国では)30代になったので、これまで積み重ねてきた経験を歌えるような曲がいいんじゃないかと思って」 リード曲『Fraction』は、心変わりして去っていく彼女を思う切ないバラード。もし、3人がこの曲の男性にアドバイスをするとしたら? キュジョン「愛や恋というのは、終わった後に、そのありがたみを知るもの。だからこそ、恋が終わる前に愛のありがたみを感じなくてはいけない。そう、友人が言っていました(笑)」 ヒョンジュン「愛というのは移ろうもの。変わらないなんて、ありません!」 ヨンセン「愛は、旅のようなものだと思うんです。旅行をして、初めての場所に行くと新鮮じゃないですか。最初は、そう思っていても、いつか違う新しい場所を探しに出かけたくなる。そうしているうちに、ここが自分のいるべき場所だと思えるところにたどりつく。そういうものなんじゃないかと」 ■日本に住みたいです! 家をください(笑) コメントからも、7年の成長を感じる彼ら。それぞれも変化を感じているか聞いてみた。 キュジョン「ハードなダンスのとき、ふたりは大変そうだなと思いました(笑)」 ヒョンジュン「僕も同じこと思っていた!」 キュジョン「ヒョンジュンは、昔と性格がまったく変わらない。いつになったら、大人になるんだろう(笑)。ふたりとも、ソロ活動を通して、心身ともに成長したなと感じる一方で、昔の感覚をそのまま共有できることが、うれしくて。こうやって、インタビューを受けながらも、お互いに目線を合わせて笑わせたりする、ちょっとイタズラなところが残っているのは、いいなって思います(笑)」 ヒョンジュン「礼儀正しいところも変わってないです! 後輩にもちゃんと挨拶するし。なんで、ふたりとも笑っているの!」 ヨンセン「ルックスも変わらない。昔は、僕がグループで唯一、童顔って言われていたけど、いまはふたりもそうだよね」 ヒョンジュン「そうでしょ! 何歳に見える? 22歳?」 ふたり「……(苦笑)」 アルバム発売のタイミングで開催された、東京、大阪でのライブは満席に。ミニアルバムの曲はもちろん、彼らが「永遠」と語るSS501の名曲も披露され、涙を浮かべるファンが続出。 兵役中のヒョンジュン(リダ=リーダー)とジョンミンがそろい、再び5人での活動を期待させながら、まずは今夏、Double S 301で活動することを発表すると大歓声があがった。まだ、具体的なことは決まっていないというが、どんなことがしたい? キュジョン「全国ツアーがしたいです。多くの方に、近くでお会いしたい」 ヒョンジュン「日本に住みたいです! 家をください(笑)。また、田町駅に」(※SS501の日本デビュー当時、田町で生活をしていた) キュジョン「駅前にテント張って寝れば」 ヨンセン「僕は、テントよりホテルがいい」 ヒョンジュン「(笑いながら)日本にずっといることができるくらい、たくさん活動がしたいです」 日本ミニアルバム『ETERNAL S』が発売中。 撮影/伊藤和幸