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竜星涼 念願のパリコレデビューで時間にルーズに?

2016年05月20日 20:40  週刊女性PRIME

週刊女性PRIME

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映画『シマウマ』で主演を務める竜星涼。『獣電戦隊キョウリュウジャー』(テレビ朝日系)で演じた正義のヒーローからガラリと変わって、今作では裏社会に生きる“ダークヒーロー”を熱演している。 「挑戦という面が強かったけど、新しい自分を引き出してもらえる役なので、素直にうれしかったです。こういう作品はやりたいと思っていてもなかなかできないから、この役に出会えて幸運でした」 役者の面白さに目覚めたきっかけは'12年に踏んだ初舞台『OZ』。 「本番中に足をケガしてしまって、動けなくなったんですね。だけど、なんとかやり続けていたら不思議と肩の力が抜けていって。そのうちに何も考えずに、ただ相手がしゃべって、ただこちらがリアクションをとるというような“セリフを言わないセリフ”を感じられる状態になったんです。芝居ってこんなに自由で楽しいものなんだと知りました」 今年1月には183cmの長身を生かして念願の『パリコレ』デビューも。単身渡仏してつかんだ大舞台だけど、どんな収穫があった? 「何事に対しても、自分で挑戦することや表現していくことの大切さを学びましたね。ただ、パリの影響か、ちょっと時間にルーズになってしまいました……」 すかさずマネージャーから「遅刻はその前から!」というツッコミが入ると、「悪いとは思っているんですよ」と苦笑い。 一方、今後の目標に話を向けると、真剣な表情を見せた。 「俳優としてだけでなく、表現者としていろんなことに挑戦していきたいですね。そのためのツールとして、英語の勉強にも力を入れていきたいです」 映画『シマウマ』 美人局で金稼ぎをしている倉上竜夫・通称ドラ(竜星)は、ある日ヤクザをひっかけてしまったことから、闇の世界へと足を踏み入れることに……。竜星をはじめ、“元子役”の須賀健太、モデル出身の日南響子らが見せる、狂気に満ちた演技から目が離せない。5月21日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか、全国ロードショー。 撮影/伊藤和幸