映画『花芯』の予告編とポスタービジュアルが公開された。
8月6日から公開される同作は、瀬戸内寂聴が1957年に瀬戸内晴美名義で発表した同名小説をもとにした作品。原作の発表当時、作品の中で女性の性愛を描き、「子宮」という言葉を多用したことから瀬戸内は「子宮作家」と呼ばれて批判を浴びた。あらすじは、親が決めた許婚と結婚した主人公の園子が、夫の上司・越智に想いを寄せ、次第に肉体の悦びに目覚めていくというもの。園子役を村川絵梨、夫・雨宮役を林遣都、越智役を安藤政信が演じる。
「きみという女は、からだじゅうのホックが外れている感じだね」というセリフで始まる予告編では、園子と越智が出会う様子や園子に怒りをぶつける雨宮の姿、園子と越智のラブシーン、園子と雨宮が裸で布団に入っている様子などが映し出されいてる。またポスタービジュアルには裸で男性と抱き合う園子の姿と共に「覗いちゃいけない深淵を覗いてしまったの」というコピーが添えられている。