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大根仁監督×妻夫木聡、渋谷直角『奥田民生になりたいボーイ』映画化

2016年05月20日 17:40  CINRA.NET

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左上から時計回りに、妻夫木聡、水原希子、松尾スズキ、リリー・フランキー、安藤サクラ、新井浩文
渋谷直角の漫画『奥田民生になりたいボーイ・出会う男すべて狂わせるガール』が映画化され、2017年に全国東宝系で公開されることがわかった。

映画版のタイトルは『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』。「力まないカッコいい大人」である奥田民生に憧れる雑誌編集者が、ファッションプレスのあかりに一目惚れし、恋の喜びや絶望を味わうというラブコメディーだ。

35歳の編集者・コーロキ役を妻夫木聡、出会った男の人生を狂わせる魔性の女・あかり役を水原希子が演じる。またコーロキが働くライフスタイルマガジン『マレ』の編集長である木下役に松尾スズキ、コーロキの先輩ヨシズミ役に新井浩文、人気コラムニスト・美上ゆう役に安藤サクラ、ファッションライター・倖田シュウ役にリリー・フランキーがキャスティングされている。

監督・脚本は、『モテキ』の大根仁。全編にわたって奥田民生の楽曲を使用した音楽映画になるという。撮影は5月15日から都内各所で行なわれている。

大根監督は「原作を読んだ時から、映像化するなら自分が一番向いていると思っていました。『モテキ』のような、恋愛エンタテインメントをもう一度やりたいと思っていたところに、いろいろなタイミングが重なって映画化が実現しました」とコメント。

主演の妻夫木は「この作品との出会いは原作が事務所に送られてきたことでした。
そのとっても素敵な題名にビビッときたというよりも、僕はそもそも奥田民生になりたいボーイです。ずっとずっとなりたいボーイなんです」と想いを明かしている。

■妻夫木聡のコメント
この作品との出会いは原作が事務所に送られてきたことでした。
そのとっても素敵な題名にビビッときたというよりも、僕はそもそも奥田民生になりたいボーイです。
ずっとずっとなりたいボーイなんです。
全国にいる奥田民生になりたいボーイズ代表として、軽く笑えるユーモアとうまくやり抜く賢さでいい感じの作品に仕上げられたらと考えております。
皆様、出来上がりまでゆるーくお待ちくださいませ。

■水原希子のコメント
大根監督の「モテキ」のファンでしたので、大根監督の映画に出演させて頂けることが決まりとても嬉しいです。
衣装合わせの際も、皆さんと息があったコミニュケーションが取れて、すごく楽しい現場になりそうな予感がしています。
あかりのキャラクターはとてもエキセントリックで、すごく危ない匂いを感じさせますが、とてもチャーミングで目が離せないような女の子なので、今から演じるのがとても楽しみです。
一生懸命頑張りますので、良い作品になるようにみなさんも応援してください。

■大根仁監督のコメント
原作を読んだ時から、映像化するなら自分が一番向いていると思っていました。
『モテキ』のような、恋愛エンタテインメントをもう一度やりたいと思っていたところに、いろいろなタイミングが重なって映画化が実現しました。
妻夫木君は(奥田)民生さんのファンで、まさに“民生になりたいボーイ”。この役を演じられるのは妻夫木君しかいないし、役作りは既に出来あがっているようなもの。
希子ちゃんは今一番のっている女優ですが、秘めているものがあり、まだ見せていない顔があるのでは、と勝手に妄想していました。
希子ちゃんをかわいく、エロく、かっこよく“狂わせるガール”として撮りたい。
妻夫木君演じるコーロキの成長物語でもあるので、恋愛要素と男の子の成長、青春物語として両立させていきたいと思います。
もちろん奥田民生楽曲もたっぷり使っていきますので、ご期待ください!

■渋谷直角のコメント
まず何より、大根監督、出演者とスタッフの皆さま、そして奥田民生さんに感謝しております。
こんなクラクラするようなキャストとスタッフさんで映像にしていただける、というのは本当に嬉しいやら申し訳ないやらで、いろいろ教えていただく熱いこぼれ話的なものには感動を禁じ得ず、帰りのバスの中で男泣きした日もありました。
僕は今、監督の命令で、映画に出てくる小道具を美術部さんと一緒にアレもコレもと作っていて、「なぜだ?」とも少しだけ思いつつ、そっちがあまりに大変で、とても浮ついたり調子に乗ったりするような感じになれません。毎日ヒエ~と追われながら、一スタッフの気持ちでがんばっております!!
どうかよろしくお願いいたします。