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モナコGP 22人のタイヤ選択発表。メルセデスとレッドブル、ウルトラソフトを大量に選択

2016年05月18日 15:41  AUTOSPORT web

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2015年モナコGPスタート
F1公式タイヤサプライヤーのピレリが、第6戦モナコGPにおける各ドライバーのタイヤ選択を発表した。

 今年はピレリが各グランプリに3種類のドライコンパウンドを選び、週末に使用できるドライタイヤ13セットのうち決勝用に2セット、予選Q3用として1セットのコンパウンドが指定されるものの、残りの10セットに関してはドライバーごとにコンパウンドの割り振りを決めることができる。

 モナコGPのためにピレリが選択したのはイエロー・ソフト、レッド・スーパーソフト、そして今年初めて導入されるパープル・ウルトラソフト。

 決勝用にキープしておかなければならないタイヤはソフト1セットとスーパーソフト1セット。このうち少なくとも1セットは決勝中に使用しなければならない。

 予選Q3用1セットとして指定されたのはウルトラソフト。Q3に進出したドライバーは予選後にこれをピレリに返却しなければならず、それ以外のドライバーたちは決勝で使うことができる。


 今回はチームメイト同士で異なる選択をしたのはルノーのみ。全員がウルトラソフトを最も多く選んでいるが、セット数は6から10と多岐にわたっている。

 メルセデスとフェラーリは今回も異なる選択をした。メルセデスはソフト1、スーパーソフト2、ウルトラソフト10。レッドブルもこれと同じ組み合わせを選んだ。この2チームとルノーのケビン・マグヌッセンは最も柔らかい傾向の選択をした。

 これに対してフェラーリはソフト2、スーパーソフト2、ウルトラソフト9を選んでいる。

 今回ソフトを多めに選んだのはフォース・インディアとトロロッソで、ソフト3、スーパーソフト3、ウルトラソフト7。マクラーレンはスーパーソフトを比較的多く選択、ソフト1、スーパーソフト5、ウルトラソフト7という組み合わせを指定した。

 モナコGPは5月26日から29日に開催される。