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『ガルム・ウォーズ』の原点!? 押井守監督&鈴木敏夫、30年前の秘蔵写真公開

2016年05月18日 13:21  リアルサウンド

リアルサウンド

『ガルム・ウォーズ』(c)I.G Films

 5月20日に最新作『ガルム・ウォーズ』の公開を控える押井守監督が、30年前にスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーと宮崎駿監督とともにアイルランドを訪れた際の秘蔵写真が初公開された。


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 1986年に『天空の城ラピュタ』が公開された頃、鈴木プロデューサーと宮崎監督は、その才能を高く評価していた押井監督とともに、ケルト文化の遺跡が多く残るアイルランドを訪れた。押井監督は、「とにかく、その風景に目を奪われた。この世の果てみたいに寂寞としていてさ。いつかここで映画を撮ってみたいと思ったんだ」と語っている。


 『ガルム・ウォーズ』では、ケルト文化が由来の渦巻文様やキャラクターの呼称、ケルト語を祖とするゲール語の主題歌など、押井監督によるケルトへのこだわりが散りばめられており、30年前のアイルランド旅行が『ガルム・ウォーズ』に影響を与えていることが予想できる。


 『ガルム・ウォーズ』は、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』『東京無国籍少女』の押井守監督が、全編をカナダで撮影した異世界ファンタジー。遙かなる古代、戦いの星アンヌンを舞台に、覇権をめぐり抗争を繰り広げる3つの部族の戦士たちが、クローン戦士ガルムの真実を探る旅を描き出す。(リアルサウンド編集部)