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自分の映画館を作れる「popcorn」今夏サービス開始

2016年05月18日 12:42  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

公式サイトより
自分のマイクロシアターを作ることができる新プラットフォーム「ポップコーン(popcorn)」が登場した。公開されたWEBサイトでは参加を希望する上映主催者・製作者・配給会社を募っており、サービスの開始時期は今夏を予定している。

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 「ポップコーン」の発起人は、求人サイト「日本仕事百貨」を運営するシゴトヒトのナカムラケンタ代表とモーションギャラリー(MotionGallery)の大高健志代表の2名。昔から地域にあった映画館やミニシアターが閉館していく一方でショッピングセンターに併設されるシネマコンプレックスが増加し、メジャーな作品のみが短期間で集中的に上映されている現状を受け、「ポップコーン」を通じて映画の多様な楽しみ方を広げていきたい考えだ。これまでも一時的に映画を上映する仕組みはあったが、上映主催者はイニシャルコストがかかるだけではなく、上映作品の選定など労力がかかっていた。また、製作者・配給会社サイドも上映主催者とのネットワークや上映作品の提供に手間やコストがかかっていたほか、来場者に関する情報を把握できないといった問題点が挙げれられていた。「ポップコーン」ではテクノロジーを活用しながら、観客、マイクロシアター、映画作品の3者を有機的に繋げることでリスクやコストを低減し、誰でも映画を見る場所をつくれる仕組みを提案するとともに、個人ではなく皆で楽しむ新しい鑑賞体験を増やしていきたいという。
■popcorn