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ダイソンのコードレス掃除機、新作は運転時間が最長40分に

2016年05月17日 14:32  Fashionsnap.com

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コードレス製品開発部責任者 ケビン・グラント Image by: FASHIONSNAP
「ダイソン(Dyson)」が、コートレスクリーナーの最新シリーズ「ダイソン V8 シリーズ」を5月27日に発売する。運転音を50%低減し、運転時間を最大40分まで持続可能にするなど前モデルのV6シリーズから改善し、「日本のコードレスクリーナー市場で挙げられている不満や要望を取り入れた」(コードレス製品開発部責任者 ケビン・グラント)という。

ダイソンが新作コードレス掃除機発表の画像を拡大

 ダイソンのコードレステクノロジーが誕生してから10年を迎える今回発表されたV8シリーズは、小型でありながら毎分最大11万回転する最新のダイソン デジタルモーターV8を新たに搭載。前モデルと比較して吸引力が15%向上した。また、よりエネルギー密度が高いリチウムイオンバッテリー(ニッケル・コバルト・アルミニウムバッテリー)を採用し、パワフルな吸引力を保ちながら、日本の家庭で行われる1回の掃除に充分な時間とされる40分の運転持続を可能にした。排気は前モデルと同様のクオリティを保持。ゴミ捨て機能も刷新し、付着したゴミやほこりに直接触れることなくワンタッチで処理できるようにした。ハンドル部分にモーターを内蔵した手元重心の設計により、軽量性だけではなく、床だけではなく高い場所や家具の下など自在に掃除できる操作性も実現。標準モデルの「V8 フラフィ」をはじめ、車内や布団などシーンに対応するアタッチメントを増やした「V8 フラフィ プラス」、長毛種の動物を飼う家庭のカーペットなどに適したダイレクトドライブクリーナーヘッドをセットにした「V8 アニマルプロ」、そしてすべてのクリーナーヘッドと付属ツールを備えた「V8 アブソリュート」の全4種を展開し、価格帯は76,800~96,800円に設定する。
 5月17日に開かれた発表会では、計467キロメートルに及ぶ実験を経て開発されたV8シリーズの威力を他のモデルと比較するため、デモンストレーションを実施。V8シリーズのみワンストロークで重曹と猫砂という大小様々なゴミを吸い上げた。同シリーズはJR九州が展開している日本初のクルーズトレイン「ななつ星in九州」でも採用されているという。