ファレルがプロデュースするコメディ映画が日本公開 90年代ファッションにも注目

ファレル・ウィリアムス（Pharrell Williams）がプロデュースと楽曲提供したコメディ映画「DOPE/ドープ!!」の日本公開が7月30日に決定した。アカデミー主演男優賞を受賞したフォレスト・ウィテカーや、ヒップホップ・レーベル「バッド・ボーイ（Bad Boy）」の設立者で音楽プロデューサーやファッションデザイナーとしても活動するショーン・コムズらが制作陣に名を連ねるほか、Patrik Milaniが手がけた90年代の衣装も見どころになっている。

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　「DOPE/ドープ!!」は、リック・ファムイーワ（Rick Famuyiwa）監督が青春時代を過ごしたLAの犯罪多発地域イングルウッドが舞台。名門大学への進学を夢見ると同時に、自身のバンドや90年代のヒップホップを愛する高校生マルコムが友人と共に恋心を抱くナキアを追いかけ、ドラッグディーラーのドムの誕生日パーティーに参加したことで、一連の騒動に巻き込まれながら名門大では得られない大切なことを学ぶ様子を描く。ラッパーのシャメイク・ムーア（Shameik Moore）や、「グランド・ブダペスト・ホテル」に出演したトニー・レヴォロリ（Tony Revolori）、ゾーイ・クラヴィッツ（Zoe Kravitz）、エイサップ・ロッキー（A$AP Rocky）らがキャストとして参加する。
　海外メディアの報道によると、衣装を手掛けたPatrik Milaniはインスタグラム（Instagram）のハッシュタグ検索で見つけた現地に住む若者の服装からインスピレーションを得たといい、「クロスカラーズ（Cross Colours）」をはじめ、「アンディフィーテッド（Undefeated）」「ザ・ハンドレッズ（The Hundreds）」「クルックス アンド キャッスルズ（Crooks and Castles）」などLA生まれのブランドのアイテムに「アディダス（adidas）」や「ナイキ（NIKE）」のエアジョーダン（AIR JORDAN）といったスニーカーを合わせ、90年代の世界観を表現。同作は、2015年のサンダンス映画祭やカンヌ国際映画祭で絶賛された。
■映画「DOPE/ドープ!!」ティザーサイト