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MotoGP:ペドロサ、レプソル・ホンダに残留。新たに2年間の契約延長を発表

2016年05月16日 21:41  AUTOSPORT web

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新たにホンダと2年間の契約延長を結んだダニ・ペドロサ
ホンダ・レーシングは、レプソル・ホンダ・チームに所属するダニ・ペドロサと新たに2年間の契約延長を結んだことを発表した。

 ペドロサは2006年にホンダからMotoGPにステップアップし、28回の優勝を記録。2001年の125ccクラスデビューからホンダひと筋でキャリアを過ごしており、次戦イタリアGPでキャリア通算250回目のグランプリを迎える。

 ペドロサは、ヤマハへの移籍が話題となっているスズキ・チーム・エクスターのマーベリック・ビニャーレスとともに、モビスター・ヤマハのバレンティーノ・ロッシのパートナー候補にも浮上していたが、ホンダ残留を選んだ。

 今回の契約について、ペドロサは「レプソル・ホンダとの契約更新したことを発表できて本当に嬉しい」とコメントしている。

「2年間の契約延長を提示してくれたホンダには、心から感謝しているよ。キャリアをスタートした時から所属しているチームで戦い続けることができて幸せなんだ」

「交渉にもほとんど時間がかからなかったから、このあとに控えているレースにも集中できる。特に今週末のイタリアGPでは100パーセントの実力を発揮したいね」

 HRC取締役副社長の中本修平氏も、ペドロサとの契約延長を歓迎している。

「このたび、ダニ・ペドロサ選手と契約更新をすることができて、とてもうれしく思います。また、彼のホンダおよびHRCに対する信頼に感謝しています」

「ペドロサ選手とは長年一緒に戦ってきましたが、彼の情熱と献身的な姿勢はまったく変わりません。また、ペドロサ選手の経験からくる能力は、今後のマシンを開発する上で貴重な役割を果たします。我々は彼のすべての才能が活かされるよう、ベストを尽くします」

 チームメイトのマルク・マルケスもペドロサほどの進展はないが、ホンダに残留するものとみられている。