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東京パフォーマンスドール、新ユニット結成 “東京パフォーマンスどーも”で日本の魅力を世界に発信

2016年05月16日 19:01  リアルサウンド

リアルサウンド

東京パフォーマンスどーも(C)NHK・TYO

 東京パフォーマンスドール(以下、TPD)が5月15日、NHKキャラクター“どーもくん”と新ユニット・東京パフォーマンスどーも(以下、TPDomo)を結成。二子玉川ライズショッピングセンターイベント広場にて、オリジナル曲「Domobics -どーもびくす-」を初披露した。


(関連:東京パフォーマンスドールはなぜシーンに衝撃を与えたか? 重要曲「DREAMIN’」のパフォーマンスから読み解く


 TPDomoは、2020年の東京オリンピックに向け、『NHKワールド(NHK国際放送)』が音楽やダンスを通じ、日本の多彩な魅力を世界に発信するために作ったユニット。「Domobics -どーもびくす-」は、作詞・カワムラユキ、作・編曲☆Taku Takahashi(m-flo)、振付・振付稼業air:man、振付監修にはシドニーオリンピック・レスリングの銀メダリストである永田克彦氏が参加するなど、豪華布陣を迎えて作られた楽曲だ。


 この日、イベントに登場したTPDomoは、早速「Domobics -どーもびくす-」を披露。エレクトリックなビートを軸にした英詞メインの楽曲で、ダンスも普段TPDで行なっているソリッドなものではなく、エアロビクスを取り入れた、子どもにも覚えやすい振付だった。楽曲を終えたメンバーは口々に「緊張したー!」とコメントすると、続けて会場に子どもが多いことから、「Domoくんポーズ」を覚えて一緒に踊るという展開に。「Domobics -どーもびくす-」が再びスタートすると、子どもたちは一生懸命に振付を真似ていた。


 イベントの最後には、リーダーのNana Domo(高嶋菜七)が「一緒に踊ってくれて心の底から嬉しかった。せっかくだったら私たちの曲も歌いたいです!」と語り「DREAMIN’」をパフォーマンス。最後にメンバーの口から、7月22日から24日まで、アメリカ・サンフランシスコで開催されるイベント『J-POP Summit 2016』への参加が決定したことを発表した。


 イベント後の取材では、☆Taku Takahashiが「NHKの『J-MELO』という番組に出させていただいて、世界各国のJPOP好きと会うなかで『日本の音楽における特徴ってなんだろう?』と考えさせられました」と前置きし、「Domobics -どーもびくす-」のコンセプトについて「日本のポップスは世界の音楽から影響を受けて新しい形になっていると思うので、今回はそれの形を世界中の人に楽しんでもらいたいというイメージで作りました」と明かした。


 ほかにも、Usaki Domo(神宮沙紀)が「今回は初めてステージの上でどーも君と踊れて心強かったですし、サンフランシスコに行くことも決まったので、これを機会に言語を学びたい」と意欲を見せると、Nana Domo(高嶋菜七)は「アメリカの人は素直なリアクションをする印象。あと、アメリカにはアイドルという文化が浸透していないと思うので、大勢の力で心をつかみにいけるよう頑張ります」と『J-POP Summit 2016』への参加を喜ぶなどし、イベントは終了した。


 なお、イベントでの楽曲披露と同時に、NHKワールドTV(世界およそ150の国・地域)で「Domobics -どーもびくす-」のMVが放送スタート。国内でも、NHKワールドの無料アプリや公式サイトで放送を確認することができるほか、新たにオープンした同ユニットの特設サイトでも映像を視聴することが可能だ。(リアルサウンド編集部)