2016年F1オーストラリアGP決勝で、トロロッソのダニール・クビアトは10位、カルロス・サインツJr.は6位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
ダニール・クビアト 決勝=10位
僕たちにとってはいいレースだった。リスタートの後、ふたつポジションを戻さなければならなくて、そこで多少タイムを失ってしまった。でも、それを別とすれば、僕らのペースは速かったし、十分な競争力があった。
このチームに戻ってきて、すぐにポイント圏内でフィニッシュできたのはポジティブなことだ。クルマのフィーリングはよくて、慣れるまでにそれほど時間はかからなかった。レースの後半は楽しかったよ。上位陣のバトルの邪魔にならずに、彼らについて行くことができたし、(エステバン・)グティエレスを抜いてポイント圏内に復帰することもできた。
チームも戦略面で素晴らしい仕事をしてくれたから、その点で彼らを大いに称えたい。今日はチームにとって、とても生産的な一日であり、選手権の順位でもハースを抜くことができた。全体としていい週末だったと思うし、これからも戦い続けるつもりだ。
カルロス・サインツJr. 決勝=6位
夢みたいなレースだった! ようやく週末全体をうまくまとめ上げることができたよ。生産的な金曜日を過ごし、予選でいいタイムを出して、レースでもいいペースで走れたからね。最高にハッピーだ。
6位というのは僕とチームにとって素晴らしい成績であり、それを僕のホームレースで達成できたのだから、なおさらうれしいね。
レースのスタートはとてもうまく行った。正直に言って、僕の人生で最高のスタートのひとつだと思う。そして、ポディウム圏内のポジションを走り、フェラーリとバトルをしたのだから、あの最初の何周かは本当に素晴らしかったよ。
その後のレースも気分よく走ることができた。チームはピットストップでとてもいい仕事をしてくれたし、6位でフィニッシュラインを通過した時には、もう頬が緩みっぱなしだった。
この週末、バルセロナに応援に来てくれたファンのみんな、特にターン12の僕の応援席に来てくれたみんなに感謝したい。彼らの応援で一段と弾みがついた。
それから、マックス(・フェルスタッペン)にも優勝おめでとうと言いたい。彼とレッドブル・ファミリーの活躍を心からうれしく思っている。レッドブルが多くの若い才能をF1に連れて来たのはすごいことだと思うし、僕らもこうして成功を収め続けて、彼らが正しかったことを証明しているんだ。