2016年F1スペインGP決勝で、ウイリアムズのフェリペ・マッサは8位、バルテリ・ボッタスは5位だった。
■ウイリアムズ・マルティーニ・レーシング
フェリペ・マッサ 決勝=8位
18番手グリッドからスタートして8位でフィニッシュしたのだから。僕にとってすごくいいレースだったことは間違いない。難しいレースではあったし、僕らが得意とはしていないコースなのにポイント圏内でフィニッシュできて、僕としては満足だよ。
レッドブルとの争いでは、ポイント差を広げられてしまったけど、それは仕方のないことだ。マックス(・フェルスタッペン)の優勝は自分のことのように嬉しい。初優勝がどんなものか、僕は自分の経験から知っているし、彼は18歳ですでにトップチームにいるんだ。
次のモナコについて言えば、過去2年間はずっと苦戦してきたので、あの手のコースでも速いクルマになったことを証明できればと思っている。ただ、モナコはきわめて特殊で、何が起きてもおかしくないコースだからね。
バルテリ・ボッタス 決勝=5位
今日は可能な限りにおいて最高の成績を手にしたと思うし、ポイントを稼げたことに満足している。この週末、僕らのクルマが十分に速いとは言えないのは分かっていた。それでも悪くない成績を残せたのはポジティブなことだ。
もちろん、できればポディウムや優勝を目指して戦いたかったけど、この週末について言えば、それは不可能だった。さらに開発を推し進める必要があるし、このようなタイプのサーキットでもっと速く走れるようにならないといけない。
(メルセデスの2台の)アクシデントがあって、2つほど順位を稼いだのは確かで、あれがなければもっと厳しいレースになっていたかもしれないけど、それもまたレースだからね。いろいろなことが起こりうるなかで、今回は僕らが小さなアドバンテージを得たということだ。