2016年F1スペインGP決勝で、マノーのパスカル・ウェーレインは16位、リオ・ハリアントは17位だった。
■マノー・レーシングMRT
パスカル・ウェーレイン 決勝=16位
2台が揃って完走できたのはよかったけど、今日はそれ以外にはあまり言うべきことがない。レースは、ほぼ予想どおりのものになった。アップグレードには確かに効果があったものの、このコースで今日のようなレース展開になると、最終的な成績に影響を及ぼすほどの違いではなかった。
そして、今回もタイヤのデグラデーションの大きさに悩まされたから、まだクルマには改善すべき部分がいろいろあるということだろう。
この後の2レースでは、もう少しいいパフォーマンスが見せられると思うし、特にモナコは僕自身も一番楽しみにしているコースだ。モナコでの初レースは特別な思い出になりそうだから、そのためにも前向きにハードワークを続けるよ。
リオ・ハリアント 決勝=17位
ロシアでは残念な形で終わったので、今日はチェッカードフラッグを見ることができてよかった。
最初のスティントはミディアムで長めに走ることにしていたが、レース序盤はずっとトラフィックで混みあったところを走ることになり、僕らの戦略はあまりうまく機能しなかった。第3スティントはソフトでかなりいいペースで走れたから、なぜミディアムではうまく行かなかったのかを理解する必要がある。
今回はいいこともあれば、そうでないところもある週末だったけど、次のモナコを楽しみにしている。モナコのようなコースのほうが、僕らにとっては戦いやすいと思うからね。