2016年F1スペインGP決勝で、ハースF1のロマン・グロージャンはリタイア、エステバン・グティエレスは11位だった。
■ハースF1チーム
ロマン・グロージャン 決勝=リタイア
最高のスタートを切って、1周目もすごくよかった。僕はトップ10に食い込み、そこで戦っていたんだ。ところが、どういうわけかフロントウイングが外れてしまってね。ピットに戻って新しいノーズと交換し、タイヤも履き替えたけど、今度はブレーキがダメになってしまった。
いずれにしても、クルマの状態はあまりよくなかった。いったい何が起きているのか、原因を突き止める必要がある。セットアップの大部分を元に戻したのに、まだひどくバランスが悪くて苦戦しているんだ。僕らにとっては、今週のテストがとても重要なものになるだろう。
エステバン・グティエレス 決勝=11位
金曜のFP2でのトラブルから始まって、僕らにとっては、すごくトリッキーな週末だった。だけど、チームはすばらしい仕事でリカバーしてくれたよ。
レースでは最初から最後までベストを尽くした。たとえばソフトでのスティントを長くするとかして、もう少しタイヤをうまく使えば、もっといいレースができたかもしれない。レースの終盤には、僕のタイヤは完全に終わりかけていたからだ。それでも、何度かすばらしいバトルもあって、全体としては本当にエンジョイできた。
今日の状態では、ポイント圏内でフィニッシュするのは難しかったと思うけど、クルマはパフォーマンスに一貫性がある感じになってきたから、これからはもっと前の方を走るチャンスが増えるはずだ。