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ベッテル「2回ストップがこれほど有利だったとは……」:フェラーリ スペイン日曜

2016年05月16日 10:11  AUTOSPORT web

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2016年F1第5戦スペインGP ベッテルとリカルドのバトル
2016年F1スペインGP決勝で、フェラーリのセバスチャン・ベッテルは3位だった。

■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=3位
 今日は優勝をつかむ大きなチャンスが訪れた。もちろん勝つために攻めたけど、それも最後のピットストップを済ませてコースに戻った時までだった。前のドライバーたちより数周新しいタイヤを装着したものの、彼らに対して実際にはアドバンテージにならないってことに気付いたんだ。

 僕らはミディアムタイヤで苦しみ、レッドブルは強かった。だからキミ(・ライコネン)も僕もアタックできなかった。僕らはソフトタイヤではすごく強かったんだけどね。

 2台で戦略を分けることにした。僕は3回ストップで行き、リーダーにアタックして成功したけれど、最終的にダニエル(・リカルド)も僕も2回ストップのマシンの後ろになってしまった。

 全体的にペースが足りなかった。それについて状況を理解する必要がある。僕らのマシンには何も悪いところはない。うまく機能しているし、優れたクルマだ。ここに持ち込んだアップデートも効果を見せていたと思う。

 フェルスタッペンにおめでとうと言いたい。初優勝は最高の瞬間のひとつだ。本当に特別な出来事だからね。彼には脱帽だ。キミからすごいプレッシャーを受けながら、ポジションを守り切ったんだから。

(会見で3回ストップの失敗について聞かれ)結局2ストップの方が圧倒的に有利だったことに驚いた。でもチームはトップのマシンをできる限りカバーしようとしたんだ。それは理にかなっている。

 結果的に僕の方は最悪の戦略で走ったわけだけど、今となってはこんなことを話しても意味はない。