2016年F1スペインGP決勝で、フェラーリのキミ・ライコネンは2位だった。
■スクーデリア・フェラーリ
キミ・ライコネン 決勝=2位
スタートは失敗で、クラッチをリリースした時、ひどいホイールスピンを起こしてしまった。でも最初の数コーナーでいくつかポジションを取り戻し、簡単にマックス(・フェルスタッペン)に追いついた。
マシンはまずまずで、スピードもあった。でも何周にもわたって他のマシンの後ろについて走っていると、タイヤによくない。その影響でグリップとダウンフォースが低下した。
彼に接近するのは難しかった。彼は最終コーナーですごく速くてうまく近づくことができなかった。あと一歩のところまでいって勝てないなんてがっかりだ。でも難しい週末だったから、この結果は喜ぶべきだろうね。
僕らチームは勝利を目指して懸命に取り組んでいる。戦い続け、今回のような難しい週末でもトップ争いに加わり、ポイントをつかまなければならない。
マックスは今日の勝利に値する。僕は特に驚かなかったよ。彼は去年からとてもいい仕事をしていたし、今日は去年よりいいクルマに乗ることで勝利をつかんだんだ。
マックスは勝ててよかったと思うけど、僕にとっては期待外れの結果だ。でもこれがレースだ。
(記者会見でふたりの年齢差について聞かれ)彼は現役最年少で僕は現役最年長。僕は彼の父親とレースをしたこともあるんだ。そう考えると余計に恐ろしいね。