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初優勝のフェルスタッペン「父と戦ったライコネンと表彰台。おかしな気分だったよ!」:レッドブル スペイン日曜

2016年05月16日 07:21  AUTOSPORT web

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2016年第5戦スペインGP 初優勝のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と2位キミ・ライコネン(フェラーリ)
2016年F1オーストラリアGP決勝で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは初優勝を飾った。

■レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=1位
 特別な気持ちだ。もちろん優勝するなんて予想もしていなかった。メルセデスのふたりがクラッシュした後、表彰台を目標にしていたら、最後にはトップに立った。信じられないよ。

 オランダの国歌がF1で初めて流れるのを聞いて、父(ヨス)のことを考えずにはいられなかった。彼は泣いていたと聞いた。ほんと信じられないね。

 父は僕のために時間を大量に費やしてくれた。今日のこの結果は父がいたからこそ達成できたものだ。



 レース中、緊張はしていなかった。ひたすら集中し、ベストの走りをすることを心掛けていた。タイヤをいい状態で保つことにかなり気をつかった。最後のピットストップの時、まだ32周も残っていたんだ。でもうまくいったよね!

 残り5周、後ろのキミ(・ライコネン)が少し離れていくのが分かった。彼は何度も仕掛けてきた。そうするとタイヤがだめになるんだ。その後は「オーケー、タイヤに気持ちを集中させて、最後まで走り切ろう」という感じだった。

 もちろん今日のことはずっと忘れない。今、素晴らしい気分だ。最高だよ。言葉で表現できない。

 表彰台のメンバーは最高だったね。キミは僕の父とレースしたこともあるんだ。なんか変な感じだよね!

 インラップの間、興奮しすぎて痙攣が起きちゃったけど、それもお祝いの一部だよ!