2016年F1オーストラリアGP決勝で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは初優勝を飾った。
■レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=1位
特別な気持ちだ。もちろん優勝するなんて予想もしていなかった。メルセデスのふたりがクラッシュした後、表彰台を目標にしていたら、最後にはトップに立った。信じられないよ。
オランダの国歌がF1で初めて流れるのを聞いて、父(ヨス)のことを考えずにはいられなかった。彼は泣いていたと聞いた。ほんと信じられないね。
父は僕のために時間を大量に費やしてくれた。今日のこの結果は父がいたからこそ達成できたものだ。
レース中、緊張はしていなかった。ひたすら集中し、ベストの走りをすることを心掛けていた。タイヤをいい状態で保つことにかなり気をつかった。最後のピットストップの時、まだ32周も残っていたんだ。でもうまくいったよね!
残り5周、後ろのキミ(・ライコネン)が少し離れていくのが分かった。彼は何度も仕掛けてきた。そうするとタイヤがだめになるんだ。その後は「オーケー、タイヤに気持ちを集中させて、最後まで走り切ろう」という感じだった。
もちろん今日のことはずっと忘れない。今、素晴らしい気分だ。最高だよ。言葉で表現できない。
表彰台のメンバーは最高だったね。キミは僕の父とレースしたこともあるんだ。なんか変な感じだよね!
インラップの間、興奮しすぎて痙攣が起きちゃったけど、それもお祝いの一部だよ!