2016年F1スペインGP決勝で、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソはリタイア、ジェンソン・バトンは9位だった。
■マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1チーム
ホンダF1プロジェクト総責任者 長谷川祐介
さまざまな出来事が起きたスペインGPの結末に、複雑な気持ちでいます。フェルナンドのリタイアはソフトウェアのコマンドの問題でICEが止まってしまったことが原因でした。このインシデントによってパワーユニット全体はダメージを受けていないと思いますが、今回止まってしまったことの影響を引き続き調査していきます。
もちろん今後のレースで同様の状況が起こらないようにするための対策を、チームと共に調べていきます。
ジェンソンは素晴らしいスタートを切りましたが、最初から最後まで長く厳しいレースを戦うことになりました。ライバルからポジションを守りつつ、タイヤをセーブして走らなければならなかったのです。ですから彼が難しい週末の最後に入賞圏内でフィニッシュすることができたのは喜ばしいことです。