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最年少ウイナーのフェルスタッペン「自分がトップを走っているなんて信じられなかった」。支え続けた父にも感謝

2016年05月16日 00:21  AUTOSPORT web

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2016年第5戦スペインGP 初優勝を成し遂げたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)
F1第5戦スペインGPで18歳のマックス・フェルスタッペンが初優勝、F1史上最年少ウイナーの記録を打ち立てた。

 1周目にフロントロウのメルセデス勢、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが接触してリタイア。レースはレッドブルのダニエル・リカルドがリードしたが、リカルドとセバスチャン・ベッテルが3回ストップを選び、2回ストップで走り続けたフェルスタッペンがトップに。背後に迫るキミ・ライコネンからの激しいプレッシャーをしのぎきり、タイヤもうまくもたせてそのまま優勝を飾った。

 先週突然ダニール・クビアトと交代する形でレッドブルに移籍することが決定してから初めて迎えるグランプリで、フェルスタッペンは、まだチームとマシンに慣れている途中だと述べていた。

 昨年F1デビューを飾り、わずか24戦で優勝を獲得したフェルスタッペンは、18歳と約7カ月でベッテルの最年少優勝記録を更新している。

「最高の気分だ。信じられない。素晴らしいレースだった。チームに感謝したい。本当に素晴らしいマシンを用意してくれた」とフェルスタッペン。

「(レッドブル・レーシングに移って)初めてのレースで勝てるなんて、信じられない気持ちだ」

「幼いころから父に本当に助けられてきた。おかげでこんな素晴らしい成果を成し遂げることができた。本当に本当に嬉しい」。マックスの父は元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンだ。

「今日のレースは耐久レースのように感じた。自分がレースをリードしているなんて信じられなかった」
「今日はすべてがうまくいった」